介護福祉施設である特別養護老人ホームの特徴を知る

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日常生活をサポートする特別養護老人ホーム

2015.11.25 体の不自由な高齢者をサポート!

自宅での介護が難しい人のため

人間は年を取る生き物ですし、年を取ればどうしても体のあちこちにガタがきてしまいます。腰が曲がってしまったり、ものが見にくくなってしまったり、歩くのがきつくなってしまったりと、症状は人によってそれぞれです。車いすの生活を余儀なくされたり、寝たきりの状態になったりしてしまうほど、足腰の機能が弱ってしまうケースも珍しくはないでしょう。
問題は、そうなると家族だけでは完全な介護ができなくなってしまうということです。高齢者は赤ちゃんと違って体が大きいので、満足に体が動かない高齢者をケアするのは限界があります。家族の負担もさることながら、十分な介護が得られない高齢者のストレスという問題も出てくるでしょう。そうした高齢者のうち、要介護認定を受けた人を対象に、十分な介護保険サービスを行うために設置されているのが特別養護老人ホームなのです。

入所条件

上にも書きましたように、特別養護老人ホームは家族が介護できないほどの肉体的・精神的障害を持つ高齢者のための施設なのですから、当然のことながら入所条件があります。具体的には歩行、排せつ、食事、入浴、着脱衣の5項目のうち、1項目が全介助、2項目以上が一部介助の状態にあることです。この状態ですと、普通に生活を送ることは極めて困難といっていいでしょう。
また、認知症などによる精神障害も入所条件になってきますが、あまりに重度で医療処置が必要なケースでは、特別養護老人ホームではなく医療機関の範疇になってくるため、結果として入所条件を満たさないということになってしまいます。最終的な入所判断を行うのは行政が設置する判定審査会で、ここでゴーサインが出れば入所となります。

システム

特別養護老人ホームの設置に当たっては、明確な基準が定められています。居室については4人以下の相部屋が主流ですが、最近は「ユニット型」といって入居者に個室が与えられているタイプのものもあり、従来よりも日常生活に近い状態が保てるようになっています。廊下には必ず手すりが必要ですし、浴室も要介護者の入浴に適したものの設置が義務付けられています。また、体が不自由であるがゆえに、入居者が怪我などをするケースも出てくるでしょうから、医務室の設置や医師の配置も義務付けられています。介護スタッフについては、入所者3人に対して1人の配置が義務付けられています。入所者が心身に問題を抱えている以上、それだけのスタッフが必要になってくることは間違いないのですが、一般的な有料老人ホームと比較すると、かなり手厚い体制といっていいでしょう。
ちなみに、特別養護老人ホームにおいては、多数のスタッフが必要になってくるため、求人も多くなってきます。心身に問題を抱えた高齢者のケアは大変でしょうが、介護職員を目指すのでしたらそうした現場を見ておくことは無駄にはならないでしょう。

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