日本の医療・福祉業界
2015.11.20
医療・福祉業界の特徴と現状をクローズアップ
世界でもトップレベル
戦後の日本では70歳や80歳まで生きる高齢者も珍しいものではなく、世界的ににみてもトップクラスの長寿国となりました。男女とも平均寿命は右肩上がりである現代の日本において、ハイレベルな医療業界があることが国民の長寿を支えています。また、欧米の食文化が広まったことや近年の健康ブームによるヘルシー志向や健康食品の普及なども重要な要因となっています。
日本の医療は、技術大国日本が世界に誇る医療機器メーカーや医薬品メーカーの存在が大きいといえます。医師の技術だけでは医療の進歩は見込めません。それを合わせた最新の医療機器や新薬の開発が必要不可欠なのです。また、国民皆保険制度により貧富の差によって医療機関の受診が困難になることを防いでいることも、世界的にみて進んだ国策であることがわかります。
医療業界を代表する職業
医療業界と聞いてすぐ想像する職業は、医師でしょう。医師は自ら診療を行う他に看護師などに指示を出す立場にあり、医師と看護師の両方がいなければ医療現場は回りません。また、医師に代わって医療行為を行うことが多い看護師も日本の医療を支える重要な存在です。看護師がいない、又は看護師のレベルが低ければ高齢化社会を迎えた日本の医療現場は間違いなく破綻するでしょう。看護師は、仕事内容も多く夜勤などの不規則な勤務形態もありハードなものです。それゆえ離職率が高いことが問題になっています。
福祉業界について
前述のとおり、日本は長寿国であり、過去にないほど高齢化が進んでいます。このため、医療業界のほかにも福祉業界の重要性が高まっています。また、それに伴って福祉業界で働く人手不足も問題となっており、ケアマネジャーなどの有資格者は引く手あまたとなっています。
福祉業界といっても様々な職種、職場があります。老人ホームが有名ですが、入居するものから通所するものまで様々です。さらに障害者用の施設も増えてきており高齢者のみならず障害を持った人をサポートするため専門のスタッフが必要不可欠となっています。
このように、これからますます進んでいくであろう高齢化社会を支えていくためには医療業界や福祉業界の発展が欠かせません。特にそれらで働く人材こそがこれからの日本に欠かすことができない存在といっても過言ではないでしょう。
このサイトについて
こうした日本の医療、福祉業界において優秀な人材を増やしていくことが急務といえます。これから社会に出る若い人から、出産子育てを終え社会復帰を考えている人まで医療や福祉に興味を持って頂き、少しでも従事する人が増えていくことを期待し、本サイトを制作しました。
本サイトへのお問い合わせは
お問い合わせフォームからお願いいたします。